お客様のご要望をお聞きし、樹種の選定を行います。使用用途に応じて製材方法を決め、製材加工工場を選びます。
見積もりを提示して合意の上、 カスタムカットを行います。船積み、通関手続き等のサポートもおまかせください。
樹種の特徴と用途
イエローシダー(米ヒバ)
ヒノキ科ヒノキ属の常緑針葉樹。独特の芳香が漂います。日本のヒノキ同様、木の質にこだわるお客様から高い評価を得ており、内装用材、神社・仏閣等歴史的木造建築物、土台、デッキ、壁用パネルなどに幅広く使用されています。
辺材は白色で、心材は淡い黄色で年輪は細かく、木肌が柔らかい木材です。
シトカスプルース
マツ科トウヒ属の常緑針葉樹。樹高は60mにも達し、針葉樹の中でもひときわ巨木として知られています。軽くしなやかで木の表面もソフトな上、見た目も美しく、建築用から、内装材用、建具、集成材の芯材、楽器材と幅広い用途に使用されています。
全体的に白色から淡い黄褐色をしています。
バルサム(米モミ)
マツ科モミ属の常緑針葉樹。加工、乾燥は容易で、接着性が高く、一般建築用材、木箱、木枠、塔婆、蒲鉾板などに使用されています。
辺材と心材の境は不明瞭で全体的に白色から淡い黄白色です。
ヘムロック(米ツガ)
マツ科ツガ属の常緑針葉樹。日本住宅の主力構造材として使用されています。土台、大引き、柱、桁、母屋、根太、筋交いなどの在来工法用構造部材や、クリア材、押入れ用部材、造作用材に使用されています。
辺材は白く、心材は白味を帯びた淡黄褐色、木目は明瞭で加工が容易です。
ダグラスファー(米マツ)
マツ科トガサワラ属の常緑針葉樹。木質の密度が高く、針葉樹材としては重硬です。一般住宅用の平角、梁、内装家具、化粧用材、床、ドア枠、窓枠、階段、テラスなどとしても用いられています。
辺材は白色、心材は橙赤色から赤褐色です。
日本では年輪幅が狭く大径の良木をピーラとも呼びます。
ウェスタンレッドシダー(米杉)
ヒノキ科クロベ(ネズコ)属の常緑針葉樹。耐久性・耐水性に優れており、屋外で使用する木材として最適なもののひとつです。デッキ材、フェンス、外壁材、内装材、屋外家具、構造材として用いられています。
辺材は白色で、心材は赤褐色と黄褐色が入り混じっており独特の味わいがあります。