CORPORATE
会社について
天龍カナダは、親会社である天龍木材のバンクーバー駐在員事務所として1969年に新設され、1974年に天龍カナダコーポレーションとして設立。カナダで40年以上の実績を誇ります。親会社である天龍木材は1907年創設で100年以上の歴史があります。天龍木材は1832年生まれの金原明善という人物が天竜川の治水事業からはじまり、植林事業等を手がけた事で生まれた会社です。現在も社有林の管理運営を行っており、地域環境保全にも貢献しています。また、建材メーカーとして大型施設、学校や公共機関、一般住宅に高品質の床材、壁材を提供しています。天龍木材のDNAを継承している天龍カナダは、緑を創り、育て、活かし、そして守る。1907年創立以来、木材一筋に歩んできた天龍木材の一貫したポリシーを守りながら、時代のニーズにマッチした木材を提供しています。
金原明善について
天龍木材の礎を築いた人物が金原明善です。金原明善は、天竜川の治水事業、北海道開拓・植林事業など近代日本の発展に活躍した人物で創立1907年の天龍木材の実質的な創業は、さらに26年さかのぼります。当時、金原明善が日本の静岡県、遠州地域の産業を開発するため、天竜川付近に蒸気力と機械を応用し近代的な製材事業を起こすことを考え、1881(明治14)年に天龍木材の前身である合本興業社を天竜川西岸に創設したのがはじまりです。
社有林について
天龍木材の社有林をご覧いただくとよく手入れされた木々に目を見張ることでしょう。天龍木材山林課は、代々受け継がれている木を知り尽くしたプロ集団です。苗づくりから始まり、植え付け、下草刈り、枝打ち、間伐、育成、主伐を行ないます。天龍木材の社有林は採ったら植える再生資源です。会社創立以来1世紀に渡り、社有林が成木になるまで適切な管理を毎年計画的に行っています。
天龍カナダについて
天龍カナダはバンクーバー港に面したグランビル・スクエア・ビルの中にあります。バンクーバー港はカナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバー市にある港です。年間7940万トンを取り扱うカナダ最大の港湾であると同時にアメリカ西海岸でも最大の港湾で、コンテナベースではカナダ最大、北米大陸では第五位の取扱量を誇ります。そのため、船積み等の出荷がスムーズに行えます。
PEFC
PEFC森林認証制度(Programme for the Endorsement of Forest Certification)
森林認証とは、森林が「環境」、「社会」、「経済」の3つの側面から適正に管理され、現在および今後の世代にわたって保護されることを確実にする、すなわち「持続可能」であることが認められた森林地域に与えられる認証です。天龍カナダはPEFC森林認証(COC)を2011年に取得し、環境にやさしい製品をお客様にお届けしています。
HISTORY
1907年 天龍木材株式会社を設立
1974年 天龍カナダコーポレーションを設立
1988年 天龍アメリカコーポレーションを設立
2007年 子会社であった天龍アメリカコーポレーションを清算し、
天龍カナダコーポレーションに事業を集約
CORPORATE OVERVIEW
[社名]
天龍カナダコーポレーション
[住所]
1225-200 グランビルストリート バンクーバー ブリティッシュ・コロンビア州 カナダ V6C1S4
[設立]
1974年 6月
天龍カナダの木材はカナダのブリティッシュコロンビア州(BC州)の主要ロギング会社、製材会社より直接仕入れています。BC州は世界でも天然資材の豊富な地域の一つでありながら、一方で森林保護の規定は世界でも類を見ないほど厳しく、環境と森林維持に配慮されています。その高品質な木材を北米西海岸最大の国際貿易港バンクーバーより世界各地へお届けしています。また、お客様のご要望に応じたカスタムカットも行っています。

カスタムカットは天龍カナダの業務の柱であり、原木を様々な独自ルートで購入して、用途に応じたサイズ、グレードに製材するものです。 40年以上の経験があり、長い歴史の中で培った知識や技術を活かして社寺材、内装材から構造材に至るまで多様な製品を生産しています。 取り扱い樹種は米栂、樅、米松、米ヒバ、米杉、スプルースでカナダ西海岸から伐採される全樹種を網羅しています。

木材製品のソーシングについても天龍カナダの得意分野で、東海岸のメープルやウォルナットなどの広葉樹から西海岸の針葉樹の原木、製品にいたるまであらゆるルートから仕入れることが可能となっています。 日本各地に出荷された原木や製品は家具や床材、内装材、デッキ材など様々な分野で活用されています。 三国間貿易にも力を入れており、カナダより原料を中国やアジアに輸出、フリー板などの最終製品を日本に出荷しています。 豊富な経験と知識を遣って木材製品のイノベーションを念頭に日々努力を積み重ねています。
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